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愛する小鳥たち殿下は今、発情真っ盛り。
まあ、たぶんどこの小鳥さんも同じ状況や思います。
寒い冬から春へと移動する季節、どんなに冬、暖かくしていても小鳥は春の訪れを体で感じるようで、いきなり発情します。
こっちが見てるだけで、こんな状態になると、もうほとんどアウト。
はあー嬉しいーラブラブ光線発射ーって感じで超発情する。
カメラを向けると殿下の場合は、さらに嬉しくなるようで、さらに嬉しい光線発射。
もう、こうなったら手のつけようが無いので、ペレットの量を極端に減らし(しかし減らしすぎるのも問題があるので、体重を計りながら調整するんやけど)、これが普段は食べないような粉になったペレットまでキレイに食べるもんやから、始末がわるい。
この間、体重をはかったら、いっぺんに61gにはね上がっていた。
ヤバイなーと思ってたら、案の定その翌朝、ご飯箱の中にお玉が産み落とされていた。
手前のが、今回新しく産んだお玉。
小鳥のショップさんには、偽卵なるもんが販売されている。小鳥がこれ以上、お玉を産まないようにする、言わば偽のお玉なんやが、やっぱ入れておく方が小鳥は次々と新しいお玉を産まんらしい。
どれだけ効果があるんか?は、分からんが。
なので、我が家では殿下が過去に産んだお玉もすべてとってある。
で、過去にお殿下が産んだお玉が、腐らんのか?と思うやろうが、意外とこのお玉のやつは、中がスカスカになって腐るどころか殻だけになっていくようなのである。
上の写真の場合、右側が古いお玉。
じかに見ると、一発でどちらが新しいお玉か分かる。
新しいお玉は透明感があり重さもあるが、古いお玉は白い色になり、重さもホンガラみたいに軽い。
また中身もカラカラ状態になるが、多少は中に残るようで、しかも偏って残るらしく、おきあがりこぼしのような動きをする。
これ。
まあ多少、中身は残ってても、割れたところで中からは何も出てこんやろうし、と思い、殿下がお玉を産んだらケージの網の上にゴロゴロと3〜4個転がしておく。
殿下は別に温めるでもなく、上から見下ろすだけ。
それでも前回は、お玉は1個で止まったんで偽卵作戦は意外と効果があるかもしれん。
ついでに我が家では、殿下が落ち着いてお玉を産めない状況も作り出す。それがギターの登場。ギターは見慣れんうえに、大きい音が出る、またアコギターの場合は目玉に見えるっぽい感じもあるらしく、アコギターを見せると、殿下はたいそう怖がる。
もうお玉なんぞ産んでられん!!って感じになる。
なので、発情でお玉ばかし産んで困ってられるお宅は、小鳥がゆっくりと落ち着く事が出来ないような環境を作る事もポイント。
あまり、やりすぎるのもアカンのやけど。
でも、お玉をポンポン産むのは小鳥の寿命が短くなるうえに、体力も無くなる。またタンパク質不足になり肝臓が弱るので、本当に発情対策は必要。
発情時だけに使用する用に、普段から小鳥の怖がるもの、苦手なもの、などを把握しておくのも良いと思う。
あとご飯ね、お玉を産むとタンパク質がとても消費されるので、カロリーの低いペレット、脂肪の少ない肉は必需品。
しかし、与えすぎると、これがまたご飯が豊富にある=豊富なご飯は子供を育てる環境に適している、ですぐにお玉を産んじゃうんで、このへんも一度に与えるのでは無く様子を見ながら与えるってのがポイントかと。
あとは興奮させない、発情をあおるようなモノ、例えばバードテントや紙、藁、おもちゃなどはすべて撤去する。
これぐらいで発情が止まればいいんですが、なかなか一度発情したもんを抑えるのは難しいです。
でも可愛い小鳥のためやからね、諦めずに努力しましょうね。皆さん。
我が家の殿下も明日はどうぞ、お玉を産んでませんように、と祈るばかりです。